13.木戸をあけて -家出する少年がその母親に捧げる歌-
作詞:小椋佳
作曲:小椋佳
あなたの後ろ姿にそっと別れをつげてみれば
あなたの髪のあたりにぽっと明かりがさしたよな
裏の木戸をあけて一人夜に出れば
灯りの消えた街角 足も重くなるけれど
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない
許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを
解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを
裏の木戸をあけていつかつかれ果てて
あなたの甘い胸元へきっともどりつくだろう
僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに
僕の胸の中に語りきれない実りが たとえあなたに見えなくとも
僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない
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